古い鎧(1)
人間は成長とともに鎧を身につけていく。若いうちは薄くて頼りない鎧も歳を重ねるにつれて厚く強固なものへとなっていく。鎧は沽券、自信、自尊心、プライド等の材質から成り、厚くなっていくと同時に劣化もしていく。さらに年月が経つにつれ、錆びたり、腐ったり、カビが生えたり、ヒビが入ったりもする。鎧としての防御性能も段々と落ちてくる。生涯に渡り質の良い鎧を身にまとい続けるには、劣化した鎧を潔く捨てて、新しい鎧を形成するしかない。爬虫類や昆虫の脱皮みたいなものだ。しかし人間の場合多少は先を読む能力があるため、脱皮した直後に無防備になることを恐れなかなか自発的には脱皮はできない。ではどうしたら良いか?自分でできないのなら他人にやってもらうしかない。
明日は出張のため投稿はできません。次回は22日の投稿になります。

このコラム12年分ダイジェスト
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